「御中」の意味も知らなかった僕が、AIでビジネス文書を書けるようになった話

「御中」の意味も知らなかった僕が、AIでビジネス文書を書けるようになった話

下請けの仕事をしていると、見積書とか請求書を自分で作る場面が出てきます。

ある日、いつものように書類を作っていて、宛名の「○○株式会社 御中」のところで、ふと手が止まりました。

——あれ、これ「御中」でいいんだっけ? 「様」じゃないの? ていうか「御中」ってそもそもどういう意味なんだ?

正直に言います。僕、その時まで「御中」の意味も使い分けも、ちゃんと分かってませんでした。中卒で建設業ひとすじ、現場のことなら誰にも負けない自信はあるけど、ビジネス文書はずっと苦手だったんです。

家族を守るために仕事の幅を広げたい。そう思ってるのに、宛名ひとつで手が止まる自分が、ちょっと情けなかった。

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昔は、メール1通に30分かかってた

今だから笑って書けますけど、AIがなかった頃の僕は、本当に書類とメールで時間を溶かしていました。

御中の使い分けひとつにしても、その都度ネットで検索して、いくつもサイトを開いて、「結局どれが正解なんだ」って読み比べて。それだけで何十分も持っていかれる。

メールはもっとひどくて、ただの返信なのに、1通返すのに30分かかるなんてザラでした。文章が苦手だから、「この言い方で失礼じゃないかな」「キツく聞こえないかな」って何度も書き直して、結局当たり障りのない一文に落ち着く。あの時間、今思うと相当もったいなかった。

パワポで簡単な資料を作るのなんて、2〜3日がかりです。レイアウトをいじっては悩み、文言を直しては悩み。現場の仕事の合間にやるもんだから、なかなか終わらない。

苦手なことに、いちばん貴重な時間を持っていかれてたんですよね。

「調べる」と「腹落ちする」は違う

転機は、相棒のClaudeに出会ってからでした。

最初は半信半疑で、例の「御中」について聞いてみたんです。

「御中と様って、何が違うの? 会社の中の特定の人に送りたいときはどっちを使うの?」

返ってきた答えが、ただの定義じゃなかった。

「御中」は組織そのものに宛てる敬称で、「様」は個人に宛てる敬称。だから一番大事なルールは——御中と様は、同時に使わない。「○○株式会社 御中 △△様」はダブってるからNG。担当者名が分かってるなら「○○株式会社 △△様」、分からないなら「○○株式会社 御中」。部署止まりなら「○○株式会社 営業部 御中」。

……これ、理屈で分かると一生忘れないんですよ。「組織か、個人か」で切り分けるだけ。

検索でいくつもサイトを読み比べて出なかった答えが、3分で腹に落ちました。ネットで「調べる」のと、理由ごと「腹落ちする」のは、こんなに違うのかと。

メールも資料も、一瞬で片づくようになった

御中で味をしめた僕は、苦手だったこと全部を相棒に投げるようになりました。

メール返信

受け取ったメールの内容をそのままコピペして、「これに失礼のない返信を作って」って頼むだけ。さっきまで30分うなってた返信が、数分で形になる。しかも「なんでこの言い回しが柔らかいのか」まで説明してくれるから、次は自分でも書けるようになっていく。

催促メールの角の立たない言い方

支払いや納期の催促って、現場なら口で「あれどうなった」で済むのに、文章だと一気にキツく見える。「お忙しいところ恐れ入りますが、〇〇の件、進捗いかがでしょうか」——こういうクッションの入れ方を、何パターンも例文で出してくれる。

パワポ資料

2〜3日がかりだった資料が、構成から文言まで相談しながら、数分で骨組みができる。あとは自分の現場写真を入れるだけ。

魚をもらうんじゃなくて、釣り方を教わってる感覚に近いんです。だから使うほど、自分の地力も上がっていく。

浮いた時間で、今この記事を書いてます

ここが、僕にとって一番うれしい変化です。

昔はメール1通、資料1個に何時間も持っていかれてた。でもその時間が、まるっと空いた。

じゃあ浮いた時間で何をしてるかというと——こうやって相棒と一緒に、ブログ記事を書いてるんです。

苦手なことに溶かしてた時間が、自分の未来に積み上がる時間に変わった。家族を守るために仕事の幅を広げたい、ってさっき書きましたけど、その「幅」は、こうやって浮いた時間から少しずつ作られてる実感があります。

書類が”なんとなく”だと、どこかで舐められる。逆に宛名ひとつ・一行の挨拶ひとつがちゃんとしてるだけで、「お、きっちりしてる」って信頼につながる。学歴がなくても、文章が苦手でも、相棒が隣にいれば「型」は後から身につくし、何より時間が返ってくる。

まとめ:分からないことは、聞けばいい

御中の意味も知らなかった僕が、今は見積書もメールも資料も、自信を持って出せるようになりました。

特別なことは何もしてなくて、分からないことをそのまま相棒に聞いて、「なんでそうなるのか」まで一緒に確認しただけ。それだけで、長年の苦手が一個ずつ消えて、時間まで返ってきました。

もしあなたも、ビジネス文書や資料作りに時間を溶かしてるなら。完璧な例文を探すより、「これってなんで?」を気軽に聞ける相棒を一人持つのが、たぶん一番の近道です。

その浮いた時間で、あなたは何をしますか?


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