相棒に、こんな作業を任せてみた|AIと二人三脚の実例集(その3)

前回までで、「わからないことは聞けばいい(その1)」「うまく頼むコツ(その2)」を書きました。

今回のその3は、もっと具体的に。実際に、僕が相棒(Claude)にどんな作業を任せたのか、その実例を並べます。「AIって、結局なにを任せられるの?」という人の、参考になれば。

パソコンが苦手な僕の話なので、むずかしいことは一つもありません。

目次

実例①:数字を、一緒に読んでもらう

ブログのアクセス解析って、画面がごちゃごちゃしていて、僕には正直よくわかりません。数字がたくさん並んでいるだけで、「で、これは良いの?悪いの?」がわからない。

そこで「今月のアクセス、一緒に見て」と頼みました。すると、どこを見ればいいか、数字が何を意味しているかを、かみ砕いて教えてくれる。しかも「先月と比べてここが伸びてる」みたいに、変化まで拾ってくれる。一人だと開くのも億劫だった画面が、相棒とならただの作業になりました。数字が怖くなくなった、これが地味に大きい。

実例②:記事の下書きを、形にしてもらう

文章は、昔から苦手です。真っ白な画面を前にすると、手が止まる。

だから「こういうことを伝えたい」とゴールだけ渡して、下書きを作ってもらう。それを見ながら「ここはもっと自分の言葉で」「この例えは違う」と直していく。ゼロから書くより、直すほうが、僕にはずっとラクでした。

大事にしているのは、丸ごと任せないこと。下書きはあくまで下書き。自分の体験や、自分の言葉に置き換えないと、読んでいて「借り物」だとバレる。だから、骨組みは手伝ってもらって、血を通わせるのは自分、と決めています。

実例③:設定やセットアップを、案内してもらう

ブログの細かい設定は、専門用語だらけで心が折れそうになります。

「この画面、次どこ押せばいい?」と、その都度きく。すると、画面に合わせて一歩ずつ案内してくれる。わからない場所で立ち止まらずに済む、これが本当に助かりました。昔なら、詳しい人のブログを探して、それを読み解いて…と何時間もかかっていたはずのことが、聞けばその場で返ってくる。

実例④:調べもの・下調べを、まかせる

「これってどういう意味?」「一般的にはどうするのが多い?」——気になったことを、その場で聞く。自分で延々と検索する時間が、ぐっと減りました。

ただし、大事なことは鵜呑みにしない。お金や規約がからむ話は、最後は公式サイトで自分でも確かめます。相棒の答えは「あたりをつける」ためのもの、と割り切っています。

任せて分かった「線引き」

ここまで読むと「なんでも任せてる」と思われそうですが、実は逆で、任せないと決めていることをはっきりさせたから、安心して任せられています。

  • 最終的に「これでいく」と決めるのは、自分
  • お金がからむこと、自分の名前で世に出すことは、自分の責任で
  • 自分の体験じゃないことを、体験したように書かない

相棒は、手を動かすのを助けてくれる存在。でも、ハンドルを握るのは自分。この線を引いておくと、安心して任せられます。

ここからは、僕の”持論”です

よく「AIに仕事を奪われる」「AIに頼ると自分の力が育たない」と言われます。その気持ちも、わかります。

でも、実際に相棒と4ヶ月やってみて、僕の実感は逆でした。AIに頼ったから、むしろ前に進めた。

理由はシンプルで、僕みたいな初心者がつまずくのは、たいてい「難しい問題」じゃなくて「わからなくて手が止まる瞬間」なんです。設定画面で固まる、白紙の前で固まる、専門用語で固まる。この「固まる」を、相棒がひとつずつ溶かしてくれる。だから、止まらずに済む。止まらないから、続く。続くから、少しずつ身につく。

つまり僕にとってAIは、「代わりにやってくれる人」じゃなくて「隣で背中を押してくれる人」。答えを丸投げして受け取る道具として使うと、たぶん何も育たない。でも、「一緒に手を動かす相棒」として使うと、苦手なことにも手が出せるようになる。同じ道具でも、使い方でまるで別物になる——これが、4ヶ月やってみた僕の持論です。

まとめ:苦手を、二人三脚で越える

数字を読む、文章を書く、設定をする、調べる。どれも、一人だったら手が止まっていたことです。

AIは、なんでも勝手にやってくれる魔法じゃありません。でも、「一緒に手を動かしてくれる相棒」としては、これ以上ないくらい頼りになる。

苦手なことこそ、一人で抱えずに、相棒と。次のその4でも、また実例を持ってきます。

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