新しいアプリやツールを使うとき、僕がずっと苦手だったこと。
それは、「説明書を読む」ことです。
公式サイトの使い方ページとか、機能の解説とか。ちゃんと書いてあるのはわかるんです。でも、専門用語が並んだ瞬間に、頭がスッと閉じる。中卒で、ずっと建設の現場で体を使ってきた僕にとって、あれはもう”別の国の言葉”なんです。
でも最近、当たり前のことに気づきました。
その説明書を書けるくらい物知りな相棒(AI)が、目の前にいるじゃないか、と。
だったら、わからない使い方は、その相棒に直接きけばいい。「僕にわかるように教えて」って頼めばいい。そう思って、実際に相棒(Claude)に、いくつか聞いてみました。今日はそのやり取りを、そのまま正直に書きます。
「説明書を読んでも、正直わからない」——それでいい
先に、これだけは言わせてください。
説明書を読んで理解できなくても、あなたのせいじゃないです。
僕もずっと「わからないのは、自分の頭が悪いからだ」と思ってました。でも違った。ただ、書いてある言葉が”自分向けじゃなかった”だけなんです。
AIのいいところは、こっちのレベルに合わせて、何回でも言い直してくれること。「もっと簡単に」「たとえ話で」「小学生に説明するみたいに」——そう頼めば、ちゃんとそこまで下りてきてくれる。恥ずかしがる必要も、気をつかう必要もありません。相手はAIですから。
じゃあ、実際のやり取りを2つ。
相棒に聞いてみた①「このパソコン、スペック足りてる?」
僕がAIを使い始めて、いちばん最初に不安になったのは、取引先の会社のホームページを、ざっくり作ってもらってた頃のことです。
そのときも、使ってたのは普通のノートPC。作業を進めてる途中で、ふと思ったんです。
「これ、自分のパソコンのスペックで大丈夫なのか?」
なんでそう思ったか。AIにチャットで指示を出すと、AIも「考える」時間があるんですね。返事が返ってくるまで、ちょっと待つ。その”待ち”を、僕はゲームのロード画面みたいに感じたんです。
で、思ったわけです。「これ、スペックが足りないから遅いだけで、いいパソコンならもっと速いんじゃないか?」って。
……今思うと、ちょっと笑っちゃうんですけど。でも当時は、けっこう真剣に悩んでました。
で、どうしたか。またしても、AI本人に聞いたんです。「このパソコンで、大丈夫なの?」って。
そしたらAIが「パソコンのスペックを教えて」と言うので、その通り伝えました。返ってきた答えは、
「十分だよ」
の一言。拍子抜けです。
しかも、ちゃんと”なんで大丈夫なのか”まで教えてくれました。
「AIが”考える”作業は、カズキのパソコンの中でやってるんじゃないんだ。クロードを作ってるAnthropicっていう会社の、大きなサーバーの上でやってる。カズキのパソコンは、そこに『これお願い』ってメッセージを送って、返ってきた答えを表示してるだけ。だから重たい計算は、ぜんぶ向こう持ち。手元のパソコンは、ネットにつながってさえいれば十分なんだよ」
正直、専門的なところは半分くらいしか分かってません(笑)。でも「僕のパソコンが頑張ってるわけじゃない」ってことだけは、ストンと腑に落ちました。LINEを送るのに高いスマホがいらないのと、たぶん似たような話です。
さっき”ロード中”だと思ってた待ち時間も、パソコンが遅いんじゃなくて、AIが向こう側で考えてる時間だった。だから、高いパソコンに買い替えたところで、そこは基本的に変わらないわけです。
つまり——特別に高いパソコンは、いらなかったんです。僕が今使ってるのも、普通のノートPC1台と、スマホ。デスクトップは最近もう封印してます。それでも、ブログを書いたり、画像を作ったり、こうして相棒と仕事を進めたり、ぜんぶできてます。
もし「すごいパソコンがないと無理でしょ」と思って一歩引いてる人がいたら、そこは安心してほしいです。まずは今持ってる、その1台でじゅうぶん始められます。
相棒に聞いてみた②「”コード”って気になるんだけど、僕にも要る?」
もうひとつ。前から気になってたことを聞きました。
「AIにコード(プログラミング)を書かせる」って話を、ちらほら見かけてたんです。なんだかすごそうで、正直ずっと気になってた。だから、そのまま聞いてみました。
「コードをAIに書かせるやつ、気になるんだけど、僕にも要る?」
返ってきたのは、こう。
「今のカズキはブログ運営が中心だから、正直まだそこまで必要ないよ。必要になったら、その時に一から教えるから大丈夫」
……また、拍子抜けするくらい正直でした。「使え使え」って煽ってこない。今の僕に要るものと、まだ要らないものを、ちゃんと分けて教えてくれる。
でも、せっかくなので聞いてみました。「要は、どういうものなの? 僕にわかるように説明して」って。そしたら、こう噛み砕いてくれたんです。
「普通のAIチャットが”言葉で相談できる相棒”だとしたら、コード(Claude CodeやCodexっていう機能)は、そのAIが”自分でパソコンを操作して、作業まで代わりにやってくれる”やつ。
たとえば——現場の写真が100枚あって、『全部、日付と現場名でファイル名を付け替えて、フォルダに仕分けといて』って頼むと、それをAIが自分で手を動かして片付けてくれる。エクセルの面倒な集計とか、簡単な自動化ツールを作る、みたいなのも同じ感じ。
チャットが”一緒に考える相棒”なら、コードは”実際に手を動かす相棒”って思ってもらうといいよ」
なるほど、と思いました。僕が今やってる「文章を一緒に考える」の一歩先に、”作業そのものを任せる”世界があるってことです。
正直に白状すると、これを聞いて、めちゃくちゃ気になってます。いつか絶対に触ってみたい。でも「今じゃない」って言ってもらえたことで、逆に安心して、目の前のことに集中できてます。
同じように「気になるけど、自分に必要かわからない」って人は、まず”要るか要らないか”をAIに聞いてみるのがいいと思います。使うかどうかは、それからで十分です。
わからないことは、”聞き方”で消える
2つのやり取りで、僕が伝えたかったことは、たぶん同じです。
わからないことは、AIに聞けばいい。
分厚いマニュアルを、歯を食いしばって読む必要はないんです。わからなかったら、その場でAIに「これ、僕にわかるように教えて」と聞く。要るか要らないかも、聞く。そうやって進んでいけば、専門知識がゼロの僕でも、ちゃんと前に進めてます。
「わからない」は、頭の良し悪しじゃなくて、”聞き方”で消える。これは、この数ヶ月で僕がいちばん実感してることです。
次回(その2)も、また相棒に素朴な疑問をぶつけてみます。「これ、聞いていいのかな」くらいのことこそ、聞く価値があると思うので。
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